解き戻し毛糸と余り毛糸
捨てられない
昨年の寒くなった頃より、暇を見ては編み物をしておりますが、
毛糸が一向に減りません。
それもその筈、押し入れからは出てくる出てくる。
天袋からも箪笥の上の衣装ケースからも・・・新しい毛糸も沢山
有りますが、古い解き直し毛糸も一杯出てきます。
紐のように痩せ細った解き毛糸「う~~~ん捨てられ無い」
しかしこの紐のように成ってしまった毛糸を何とか始末したい、
???・・・??・・・・「そうだ!」・・・・を編もう・・・。
貧乏性が年毎に、色濃く生活面に出で来た気がする。
若い頃にはそれほども・・・・無かった!と思う。
むしろお姑さんの慎ましさに「ええーぇーー」
と言うのは義母(お姑さん)は縫物が得意、
娘3人の嫁入り支度は勿論、御近所さんの嫁入り支度迄、
仕立物の仕事をイロイロと遣っていたと聞く。
その義母が冬場は南向きの縁側に座り、80歳近くまで古い着物を解いては
仕立て直していた姿を思い出す。
当時の私は、そんな物「捨てれば良いのに!」っと思っていた。
兎に角全て、生活全てにおいて慎ましく、そんな場面〃を見かける度に
心の何処かで義母を軽んじて居たと思う。
考えてみれば義母の時代には戦争もあり、物のない時代。
有って当たり前の私感覚とは、価値観も大きく違って当たり前ですね。
時代は過ぎ令和の時代、お嫁さんの目には私の姿がどんな風に
映っているんだろ~かぁ~と。