次男の黄色い傘

今朝は、カーテンを開けると「雨」

夜中に結構降ったのだろう、庭や菜園の様子から何となく察しられる。

 

表通りへ目を向け、通学の子供の姿を探すが見られず。

ああそうだった、数年前からスクールバス通学に成ったのでした。

それに、こんな農村地域でも、少子化によって地域の子供会も廃止された。

1~2人の子供では、子供会の運営も成り立たないのでしょう。

私の息子たちが小さかった頃は、大勢の子供たちの声が聞こえたものでした。

当時の、次男の思い出を書いてみたいと思います。

(次男も、今は2児の良いお父さんです)

 

私には二人の息子が居りましたが、長男は手のかからない子供でしたが、

次男はやんちゃでチョットの間でもじーっといて居られない子供でした。

そんな次男の話です。

 

雨の日に、小学生が黄色の傘をさして歩く姿、微笑ましく見かけますよね。

長男・次男も雨の日には黄色い傘を頭の上でクルクルと回し、小学校へ

列を乱しながら集団登校する姿が忘れられません。

 

行きは良いのですが帰りが問題、何しろ落ち着きのない子供でしたから~。

毎回、持って行った傘を忘れてくるのです。

1~2本は仕方がない・・・・・と。

3本・・流石に注意・・・・・・。

4本・・・・・厳しく注意、持って帰るように言う。

次男・・・・困った顔で「でも・・・あの・・・」何か言いたそうなので聞いてみる。

次男の言い分では、傘入れに入っている傘は「全部黄色で同じ」

「どれが自分の傘か分からない」名前は書いてあっても、1本々取り出し

確認するのが大変なのだと言う。

・・・・・う~~ん!

確かに同じ黄色の持手だけが、傘立てから出て居る・・・・・状態を想像!!

低学年の子供には「判らない」かも・・・・。

「一目で自分の傘が解る」ようにすれば、問題は解決する。

そこで傘の持ち手のU字部分に青いビニールテープをグルグル2廻り。

次男は「これなら直ぐ判る」と喜んでくれた。

 

此れで問題解決するはずだった。

・・・・・のだが・・どこの家の親も、同じように困っていたようだ。

その後、暫らくすると、またもや傘を持って帰らなくなった。

次男に理由を聞くと、他の子たちも、マネして傘に目印のテープを

グルグル・・・・・・・・・・だ、そうです(笑)